今日は節分。
節分の日には祖父が家の中と外に、大きな声で豆をまいていた。
私はその後にくっついて、照れながら小さな声で豆をまいた。
祖父にもう直接触れる事は出来ないけれど、声も姿も表情も、いつだって鮮明に思い出す事が出来る。
だから、いつもそばにいるようで、寂しくない。
思い出がある事が、嬉しい。
フジコヘミング solo